「もし僕に羽があっても
きっと両手として使うだろう」
焼けた色の空を書いた
力強いあなたを忘れない
ぽろぽろの涙が乾き始めて
ひとすじ抜ける風の涼しさ

無数の白鳩が今飛び立った
確かに軽く押された背中
憧れはとめどなく溢れて
障壁を見据える強さに変わる

「僕を支えてくれる皆に
詩を書いたから 良かったら」
私も私も その文字を
受け取る資格があるのかな
泣き足りないほど苦しくても
あなたを頼りに立ち上がってる
紙の向こうの両手にいつも
抱きしめられて 弱虫の私歩き出す

心の宝石箱を新調
あなたの言葉をもっと詰めるため
隅の小さいのは私の宝石
少しずつ磨いて大きく大きく

「               」
どうしようもなく弱ったあなた
どうしようもなく打たれたあなた
花畑の向こうで見かけて
ワスレナグサ 思わず束にして投げた

胸高鳴らせながらペンを置いたのは
花より言葉を渡したかったから
顔も交わしたことがないのに

小石より小さなこの砂粒が
僅かでも波紋を描けますように
憧れるあなたをいつまでもいつまでも
流れ星探すように見つめてる

受け取っては伝えたいから
笑顔で 見逃さないように
大好きなあなたの翼を書きたい

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