柔らかい髪
指を絡ませて
言葉は要らないね
君は目を閉じた
君の柔らかい髪に
成就したこの恋心
 
 
 
 
 
※この記事は妄想です。
 実際のお弁当、広場とは一切関係ありません。


ある一日。
その日は学校行事か何かで午前中で学校を出る事になっていました。
雅楽生はお弁当を持って行ったのですが、学校で食べるかは個人の自由ということだったので、雅楽生は家で食べようと思いお弁当を持ち帰ることにしました。
したのですが。

飢えそう

雅楽生は後悔しました。マジでガチで飢えそうだ。何だこれ。
午前中の学校行事で予想以上に消耗していたようです。その上外は暑い。
せめて何か食べて精力を取り戻したい…、いや、食べるものはあるのだ。しかし気が付けば駅のホームにいる自分。流石に駅や電車の中でお弁当の包みを広げる訳にもいかず、しかし家までの道程は30分以上。

こんな時、例えば駅構内なんかに、お弁当を食せる場所があれば。
周りの騒音や時間を気にせず、心落ち着けてお弁当を食べられる場所があれば。
こうして、雅楽生の「おべんとうひろば」の妄想は空腹も相まってどんどん肥大化していきます。

おべんとうひろばは緑や自然に囲まれた広場で、お弁当を食べたい人達が入れる場所。
明るい笑い声が絶えず、常にぽかぽかの優しい日差しが降り注いでいる。
お弁当を広げると、どこからともなくお弁当の妖精さん達がやってきて、しゃらんらとキラキラ輝く粉をお弁当にふりかけてくれる。
その粉は冷めきったお弁当もほかほかに温め、何十倍、何百倍も美味しくしてくれる。
「ありがとう、ようせいさん!」
「ううん!こちらこそ、皆が嬉しそうにお弁当を食べてくれてうれしいよ!」
和やかなおべんとうひろば。いいないいな行きたいな。つか飢えそう。超飢えそう。

飢える体を引き摺って雅楽生は家路へ着きました。本来なら雅楽生はあまり空腹
は気にせず「人類一日食べなくても平気」を名目にしているのですが、この日は
本当に駄目だったようです。
そんな雅楽生が更に脳細胞を消費して生んだ哀しき妄想でした。


♪♪♪
おべんとうひろば
弁当の食べ時を失った者達の理想郷
未開封のふりかけ泣いている
偏ったヒレカツ叫んでる
難しいことは考えないで
入場資格はそのお弁当
さあこの正午も
おべんとうひろばでおかずを交換
♪♪♪


ご清聴有難うございました!
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