彼はわたしの守り神で
とても美しい姿だった
わたしは短いクレヨンで
拙いながらも彼の絵を描いた
出来上がった絵は彼にあげた
笑って何かを言ってくれた
次の日彼はいなくなった
記録されてはいけなかった彼は
拙い絵だけ残して消えた
気付いたわたしは
クレヨンを全部粉々に折った
 
 
 
 
 
きっと雅楽生はナイーブなんだよねという事です。
いえ、信じちゃ駄目です。自分で言う程雅楽生しいものはありません…あ、いえ、誤字ではないです。


試験期間中の土曜日の夜。
ぐったりして塾から帰った雅楽生は早々に眠ってしまいました。
そこである夢を見たのです。

♪♪♪

部活中。部室へでも行くつもりだったのか、雅楽生は書類を抱えて廊下を走っていました。
目的地に着くにはどうしても通らなければいけない廊下がある…のですがそこには展示板が。よく見ると展示板は仕切るように何枚か設置してあり、中で何事かしているようでした。
展示板の内側を覗くと、何事か書いた紙が貼ってあり、よく見ると中にいたのは後輩の皆でした。
『先輩お疲れ様でしたパーティ用演目練習中 皆、頑張ろう!』
これは見てはいけないと大人の思考で判断した雅楽生は即刻その場を立ち去ろうとしました。しかし、丁度展示板の中から出てきた葉夏ちゃんに見つかってしまいます。
「雅楽生先輩!?」「ご、ごめん!」

脱兎の如く走り去る雅楽生。
今日は土曜部活の日の筈なのに、廊下では廊下一面使った視力検査が行われていました。生徒が順に並んで片目を隠して輪っかを見ながら右、左と言っていて、とても大変そうでした。

楽しい部活の時間を過ごし、雅楽生は秋月さんと一緒にユザワヤの造花売場にいました。秋月さんは電話で誰かと何か話しながら買うものを見ているようです。
雅楽生が手持ち無沙汰でいると秋月さんが携帯を手渡して、
「スフレん、遊佐さんと話す?」
と言いました。
遊佐さんというと雅楽生にとっては一人しか思い当たりません。
いやしかしそんな筈はないだろうと雅楽生は取り敢えず秋月さんの携帯を受け取って耳にあてました。すると、
『あ、もしもし?』
何という事でしょうか。その声はゆっちーこと遊佐浩二さんご本人でした。その上とても綺麗な声です。
『色々話は聞いてるよ』
一体何を話したというのでしょうか。
さらに話を聞くと、秋月さんは遊佐さんに頼まれてユザワヤに造花を買いに来たとのこと。
使いっぱかよ!と盛大に突っ込んだ所で雅楽生の視界はフェードアウトしました。

シーンは変わり、ある日の学校。
秋月さんに会いに学校に来た遊佐さんと雅楽生が鉢合わせ、再度いい声で昨日はありがとう、助かったよ的な事を言われます。
とても爽やかな一時でした。
遊佐さんの顔が完全によっちんであった事を除けば。

♪♪♪


起床して脳細胞の大半が遊佐さんのいい声を作ったために死滅しているのを感じました。
色々壮絶な夢でしたが、少々検証してみたいと思います。
まず、土曜部活という設定ですがこの日は本当に土曜で部活がありました。また、その後は塾に行くという事で秋月さんと道中を共にしました。
そんな感じで夢と現実のリンク具合を考えてみると、

土曜部活→前日本当にそうだった
後輩の皆さん→前日一緒に部活した
ユザワヤ→過去に秋月さんと本当に一緒に行った
造花→芝居用に過去秋月さんと一緒に本当に買いに行った
よっちん→羊CDがうちに来た

極め付け。
遊佐さん→現文試験範囲の注釈に「遊佐町」と載っていた

どうやら自分は考えている以上に現実に追い詰められているみたいです。試験前なのもあったと思いますが、思考回路はショート寸前…あ、もう手遅れですか、そうですか。
しかしもっとこういい感じに組み立てられないものか…。今度は頑張ります(どうやって)
癒される感じの夢見たいです。
そういえばよっちんとゆっちーって発音的に似てますね。

ご清聴有難うございました!

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